AE男祭り@大阪城ホール_20191022

4年ぶりに開催された男祭りに参戦してきました!

 

大阪城ホールに着き、チケットを発券し入場すると、自席が印字されたいつものチケットの他に本日の記念チケットがもらえます。ふと見ると、その記念チケットにサインが書いてあります!それも推しの!二度見ならぬ三度見をしましたよ。

なんとなく自分には起こらないだろうと思っていた事態が発生し、ある種、本日のクライマックスを迎えるという最高の出だしで始まった男祭り。れにちゃんありがとうー!

 

ステージはエンドとセンターにシンプルな状態で準備され、バンドや立て込みなどなく、そこに立つことができる4人を待ちます。

開演時間の13時を少し回ったところでPRIDEテーマソングがスタート。特効最高!

同じ曲でもももクリで聞くのとは大違いで、これから始まる戦いに赴く序曲に期待が溢れて止まりません。

 

長ラン風の衣装に身を包み現れた4人の天女たち。

息を飲んで待つ一瞬の間。

 

ライブのスタートはキミセカ!

当時Youtubeで聴いて、溜めからの「YES!」にヤラれてももクロに引き込まれた昔の記憶がフラッシュバックします。

思う存分「YES」を叫んだら、次曲はコントラ!あーーー!みんな大好きコントラです。巨大モニターに映る「叫べ野郎ども!」的なアオリにまんまと乗っかってすでに喉はレッドゾーン。攻めのセトリは止まらずに、仮想へとなだれ込みます。ウリャオイが楽し過ぎてどんどんと城ホがひとつになっている感覚になります。「決してひとりきりじゃないってー!」の歌通りですね。さらに投下れれるレディ・メイ。男祭りだからこそのレディ・メイ。「ゆるやかに、肌の上、滑る音楽、明日よまだ来ないで」の破壊力がすごくて棒立ちです。

はい、ここまでのセトリ超絶すぎてホワイトベレーを装着していることすら忘れてます(毎年のことなので、かぶり慣れているとも言える)。

 

一旦小休止。自己紹介は男祭りバージョン。メンバーも男設定で、夏菜男(かなお)、詩男(しお)、彩男(あやお)、れ男(れお)と呼ぶそうです。みんなは額にハチマキをしてるけど、あーりんだけは女の子だからカチューシャ的に巻いてるんだとか。男じゃないのかよ笑

いつもと違う感じでやってるからなのか、客席の状態から昔を思い出したのかわからないけど、詩織ちゃんが自己紹介で「泣き虫で」と言いかけたのは今日の大切な思い出です。

 

ロードショーは夏菜子ちゃんの「くわいまあーく(開幕)」が大好きな一曲。深く感謝申し上げるのはこちらですよ!

この曲は、詩織ちゃんの声が特にキュートかつエモくて、聴けば聴くほど底なし沼にハマっていく自分に気がつきます。

そして、ここでサラバ!男祭りだからなのか、モノノフたちの夏菜12連の本気度が違う!それだけでなく、コールや推しを呼ぶ叫び声が、隣の席の野郎に負けないぞ的なボルテージで螺旋状に上昇していきます。

男祭りは止まりません。あー様のアオリからチャイマ!なんちゅーセトリじゃ!殺しにきてます。踊れ!叫べ!メンバーはセンターステージに移動しつつ、客席は爆裂!死人が出ても不思議ではありません。

息継ぐ暇なく怪盗へ。客席に周囲を取り囲まれるスタイルの正方形のセンターステージは2012男祭りを彷彿とさせます。当時、自分の対角線上で踊るれにちゃんに「狙い撃ち」されて完全に魂が抜き取られモノノフになったことを思い出します。ちなみに現在のMIXになってからは、れに・かなこ・しおり・あーりんと、メンバーの名前を呼ぶ時にそのメンバーを見る、ということに決めています(急になんの宣言だ)。

 

MCを挟み、そして、遂に迎える生現場でのあんとばです。

5曲連続配信された時からライブで聴きてえ!と思いつつこれまでタイミングが合わなかったのですが、それは最高の野郎どもに囲まれて聴くこの瞬間のためだったのかもしれません。我ながら完全なコール!モノノフも最高のコール!この時点で、明日(むしろライブ終わった瞬間に)声がカスカスになっていることが確定づけられました。ありがとうガーリックボーイズ!

さらにエッジの効いた楽曲のペンデュラムへ。慈悲に満ちた我らが菩薩れにちゃんのメイン曲。ノーマーシーって!どの曲もそうですが、この曲は特に入りの歌を担当する詩織ちゃんから始まり、れにちゃんの「君に喝采を」へと繋げていく、まさにONE TEAMの歌回し。これがももクロの良さなんです(断言)。

さらに、れに曲と認定しているゴッスピへ。アルバムで聴いても、ライブで聴いても、なんか、今一番好きかも、この曲。幸せになれます。

 

ひと息ついてのMC&茶番コーナー。ももクロの茶番は、我ながら「今、俺ってヘラヘラした顔をしてるだろうな」と思ってもヘラヘラすることをやめられない表情で観ています。そんな顔で「おまえ何中だぁ?」という、ももたかぎの茶番を観つつも、「ヤバい、このライブ、ヤバい」と打ち震えていました。

 

ライブの感想文を書いていて思いますが、ここからはメイン料理を味わった後のデザート的なブロックかと。

ゴルヒス、ツヨクツヨク、リンクリンクと続く、甘く、楽しい時間がやってきました。ツヨクツヨクでのタオル回しや8文字は久しぶり感もあって笑顔が止まらねぇ!とか言ってると始まる、走れ!です。これで「あーりんわっしょい」(ソロ曲除く)が完走しました。

 

デザートを味わった後のラストで白金。ここまで突っ走ってきての白金の夜明け

夏菜子ちゃんに「僕の心が今」と歌われたた瞬間、一瞬にして空気が変わります。れにちゃんの「知らん顔で笑う」からのAメロは白眉の出来でした。第一声からその素晴らしさに息を飲み、聴き逃すことなどできるはずもありません。歌声が心に染み、メンバー全員とも声の抑制が効いていて、歌がどんどん入り込んできます。曲はテンポアップし、歌い踊るももクロを観ているだけで溢れ出る涙。本編、最高の締めです。

 

ecは正調オバチャで、白金で殺られたモノノフがソンビのように息を吹き返します。

ナイトメアでの男の咆哮、全力少女でみせるメンバーの底抜けの明るさとスタミナ。

好き以外の感情がないです。

 

今回の男祭りは蓋をあけてみると、この空気感とセトリを待っていた!という何か、色んな漢気が溢れかえって、ライブとして満点いやそれ以上の満足感で僕たちを満たしてくれる、まさに「満」=「man=「男」なライブであったと確信します。

ありがとう。